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あれから1年

 梅雨があけたとたん急に猛暑が続いています。昨年の今日は阿蘇地方を大水害が襲った日です。ずーっと降り続いていた雨が、前の夜から明け方にかけてはさらに激しくなりました。雷も鳴り響き、雨に加えてその音と光に眠れない夜を過ごしたものでした。とりあえず自宅のほうは大丈夫なので、会社に様子を聞いてみると、停電しフロントに浸水しているとのことでした。6時すぎに家を出たのですが、途中山からの水と土砂が道路に流れ込んでいるところが何ヶ所もありました。アスファルトがはがれているところもあり、流木などを地区の人や消防が片付けているところもありました。なんとか橋の手前までたどり着いたのですが、橋の向こうの内牧一帯は、水で道路が見えなくなっていました。あきらめて引き返そうとして、あらためて恐怖心が沸いてきました。軽自動車ですので、水や土砂の勢いに負けそうです。いつのも何倍もの時間をかけてやっと帰り着いたのですが、しばらくは動けませんでした。そして情報が入るにつれ被害の甚大さを知らされることになったのです。その後の惨状は多くの方がご存知のとおりです。
 1年たちましたが孫たちは今でも雨や雷に敏感です。阿蘇谷を取り囲む山々には山崩れのあとが茶色く残ったままです。思い出すことは辛いですが、経験したことをしっかり語り継ぐことが私たちの役目だと思っています。